国営企業、550社株式会社に、年内、日米欧企業に株売却。
ベトナム政府は主要な国営企業の株式会社への転換と、その株式の
民間への放出を加速する。
年内に550を超える国営企業を株式会社に転換し、その後、
日米欧の主要企業などに株式の一部を売却する方針。
世界貿易機関(WTO)加盟で市場開放が進む中で、政府は国営企業の
競争力強化を急ぐ。
グエン・タン・ズン首相はこのほど各省庁に対し、傘下に抱える
国営企業を年内に株式会社に転換する計画を早急に提出するよう指示。
同時に外資を含む提携先を積極的に探すよう求めた。
建設省は傘下のリラマ、ソンダー総公社など主要建設会社すべての
株式会社化の計画を作成。
農業・地方開発省も傘下の20社を今年中に株式会社にする計画を
政府に報告した。
工業省傘下の電力公社(EVN)は十四の主要火力発電所の年内の株式
会社への転換を決めたほか、当初計画よりも二年早くすべての子会社を
来年末までに株式会社にする計画を政府に出した。
株式会社化が遅れている大手国営銀行について、政府はベトコム
バンク、投資開発銀行など四大国営銀を年内に株式会社に転換する
よう作業の促進を指示。
いずれも株式会社に転換した後、増資や売り出しによって政府保有
比率を五割強にまで引き下げる。
ベトコムバンクについては海外の投資家に10―20%を保有して
もらう考えだ。
すでに株式会社に転換した、国営企業の株式を管理する国営資本
投資会社は、政府が長期的に保有する必要がない約50社、総額で
1500万ドル程度の株式を年内に外資を含む一般に売り出す。
どんどん放出しよ~ぜ!